Slackのtimes_〇〇チャンネルが乱立して困った時の整理術【リモートワーク】

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Slackのtimes_〇〇チャンネルが乱立して困った時の整理術Slackのtimes_〇〇チャンネルが乱立して困った時の整理術

「times_、多すぎて誰が誰だか分からない」——分報チャンネルの嬉しい悲鳴

「Slackのサイドバーを開くと、times_〇〇がずらっと並んでいて、もはやスクロールが終わらない」

リモートワークテレワークが当たり前になった今、チーム内のコミュニケーション不足を補うために分報(times)チャンネルを導入する企業が増えています。個人のつぶやきが雑談を生み、心理的安全性を高めてくれる——分報文化は確かに強力です。

しかし、導入から時間が経つと別の問題が顔を出します。

  • times_チャンネルが50個、100個と膨れ上がる
  • 退職者や異動者のチャンネルが幽霊のように残り続ける
  • 誰がアクティブで誰が放置しているかまったく分からない
  • 新メンバーが「どのチャンネルをフォローすればいいの?」と途方に暮れる
  • 通知設定が追いつかず、本当に重要な投稿を見逃す

分報文化がうまく根付いたからこそ起きる「嬉しい悲鳴」ですが、放置すると雑談の場が機能しなくなり、せっかく改善したコミュニケーション不足が再び顔を出してしまいます。

「整理したいけど、消すのも怖い」——管理者のジレンマ

この問題に一番頭を悩ませているのは、Slackの管理者やチームリーダーでしょう。

「勝手にアーカイブしたら、本人が傷つくかもしれない」「でも放置すると、Slackが使いにくくなる一方だ」——このジレンマ、痛いほど分かります。

テレワーク環境では、対面で「チャンネル整理するけどいい?」と気軽に聞くこともできません。Slackのチャンネル一覧は全員に見えるものなので、整理の仕方を間違えると「自分のtimesが消された」とネガティブに受け取られるリスクもあります。

さらに厄介なのが、チャンネルごとに使い方がバラバラという問題です。ある人は日報代わりに使い、ある人は完全な雑談場として活用し、またある人はほぼ放置。統一ルールがないまま増殖した結果、どこから手をつければいいのか分からなくなるのです。

しかし、心配はいりません。分報チャンネルの価値を損なわず、リモートワークチームのコミュニケーションを活性化させたまま整理する方法は、ちゃんとあります。

分報チャンネルを整理する5つのステップ——雑談の価値を守りながらSlackを使いやすくする

整理のステップ整理のステップ

ここからは、times_チャンネルが乱立した状態を整理するための具体的なステップを紹介します。雑談の文化を壊さず、コミュニケーション不足を防ぎながら、Slackを見やすく保つ方法です。

ステップ1:現状を「見える化」する——まずは全チャンネルを棚卸し

チャンネルの棚卸しリストを作る

最初にやるべきことは、現在のtimes_チャンネルをすべてリストアップして状態を把握することです。以下の観点でスプレッドシートに整理しましょう。

確認項目内容
チャンネル名times_〇〇
所有者在籍中 / 異動済 / 退職済
最終投稿日いつが最後の投稿か
フォロワー数何人が参加しているか
投稿頻度週に何回くらい投稿があるか

← 横にスクロールできます →

この棚卸しだけで、**「もう3ヶ月以上投稿がないチャンネル」「退職者のチャンネルが20個も残っている」**といった事実が一目瞭然になります。

Slackの分析機能を活用する

Slack有料プランを利用している場合、管理画面の「アナリティクス」→「チャンネル」から、各チャンネルのメッセージ数やアクティブメンバー数を確認できます。手作業で数える必要はありません。

ステップ2:明確なルールを策定する——「いつ・誰が・どう整理するか」

アーカイブの基準を決める

棚卸しができたら、次はチーム全体で合意できるルールを作ります。曖昧なまま管理者の判断で整理すると、不信感を生む原因になります。

ルールの例:

  • 退職者のチャンネル:退職後1ヶ月を目安にアーカイブ
  • 異動者のチャンネル:異動先でも使い続ける場合は維持、使わない場合は3ヶ月後にアーカイブ
  • 非アクティブチャンネル:最終投稿から90日間投稿がなければアーカイブ候補として本人に通知

「アーカイブ ≠ 削除」を周知する

ここで大事なのが、アーカイブは削除ではないということをチーム全体に伝えることです。Slackのアーカイブ機能は、チャンネルの内容をすべて保存したまま、サイドバーの一覧から非表示にするものです。必要になれば、いつでも復元できます。

「消される」ではなく「整頓される」——この認識を共有するだけで、整理に対する心理的な抵抗は大幅に下がります。

ステップ3:命名規則を統一する——「探せる」チャンネル設計

バラバラの名前を統一するルールを作る

times_チャンネルが探しにくい大きな原因のひとつが、命名規則の不統一です。

  • times_tanaka
  • times-suzuki-yuki
  • t_yamada
  • times_maru_design

こんな状態では、目当てのチャンネルを探すのも一苦労です。以下のように統一ルールを決めましょう。

推奨フォーマット:times_姓-名(例:times_tanaka-taro

  • 同姓がいる場合を考慮して、姓-名のフルネーム形式を基本にする
  • ハイフン区切りで統一(アンダースコアとの混在を防ぐ)
  • 「t_」などの省略形は使わない

チャンネルの説明欄(description)を活用する

Slackのチャンネルには「説明」欄があります。ここに所有者の氏名・所属チームを記載しておくと、新メンバーが「この人は誰だろう?」と迷うことがなくなります。

田中太郎(プロダクトチーム)の分報チャンネルです。お気軽にどうぞ!

この一文があるだけで、リモートワークで顔が見えにくい環境でも、チャンネルの持ち主がすぐに分かります。

整理の具体策整理の具体策

ステップ4:通知設定をチームで最適化する——「見たいものだけ見る」環境を作る

通知のデフォルト設定を見直す

times_チャンネルが増えると、最も多い不満が**「通知が多すぎる」**です。全チャンネルの通知をオンにしていたら、仕事にならないのは当然です。

テレワーク環境では、通知の過多はそのまま集中力の低下に直結します。チーム全体で以下の通知ガイドラインを共有しましょう。

  • times_チャンネルは基本「通知オフ」:興味のある投稿があった時にだけ見に行く
  • 自分のtimes_への返信のみ通知オン:自分宛のリアクションは見逃したくない
  • 「キーワード通知」を活用:特定のキーワード(プロジェクト名、自分の名前など)が含まれる投稿だけ通知

セクション機能でサイドバーを整理する

Slackの「セクション」機能を使えば、チャンネルをカテゴリごとにグループ化できます。

  • 「自分のtimes」セクション:自分の分報チャンネル
  • 「チームのtimes」セクション:よく見る同僚のtimesチャンネル
  • 「プロジェクト」セクション:業務用チャンネル

こうすることで、times_チャンネルが多くてもサイドバーが見やすく整理された状態を保てます。

ステップ5:定期的な「チャンネル健康診断」を実施する——仕組みで回す

四半期に一度の棚卸しを定例化する

一度整理しても、放置すればまた同じ状態に戻ります。**四半期に一度の「チャンネル健康診断」**を定例化しましょう。

健康診断で確認すること:

  1. 新規チャンネル:命名規則に従っているか
  2. 非アクティブチャンネル:90日ルールに該当するものがないか
  3. 退職・異動者チャンネル:アーカイブ対象がないか
  4. 全体のチャンネル数:前回比で大幅に増えていないか

Slack Botで自動リマインドする

可能であれば、Slack Botやワークフローを使って、非アクティブチャンネルのオーナーに自動でリマインドを送る仕組みを作ると、運用がさらに楽になります。

🔔 あなたのtimes_チャンネルに60日以上投稿がありません。
引き続き使用しますか?使用しない場合はアーカイブします。

この通知が来るだけで、「そういえば最近書いてなかった。ちょっとつぶやこう」と雑談が復活するきっかけにもなります。

整理のその先へ——分報だけに頼らないコミュニケーション設計

times_チャンネルの整理は重要ですが、それだけでリモートワークコミュニケーション不足がすべて解決するわけではありません。分報はあくまで**「個人の発信」**がベースの仕組み。積極的に書く人と書かない人の差が出やすく、チーム全体のコミュニケーション活性化には別のアプローチも必要です。

たとえば、Seediaは、チームメンバー同士の雑談のきっかけを自動で生み出すサービスです。分報が「個人 → チーム」への発信なら、Seediaは「チーム全体で対話が生まれる場づくり」。times_チャンネルの整理と合わせて活用することで、テレワークでも自然に会話が生まれる環境を構築できます。

こんなチーム・組織におすすめ

  • times_チャンネルが30個以上あり、サイドバーの見通しが悪い
  • 退職者や異動者のチャンネルが放置されたまま残っている
  • リモートワークテレワーク中心で、Slackが主要なコミュニケーション手段
  • 分報文化はあるが、チャンネルのルールが曖昧で各自バラバラ
  • 新メンバーが入るたびに「どのtimesをフォローすればいい?」と聞かれる

times_チャンネルの乱立は、分報文化がうまく根付いた証拠でもあります。この機会に整理のルールを作り、雑談とコミュニケーションの場としての価値を最大化しましょう。

まとめ

まとめまとめ

リモートワークテレワークの定着とともに広がったtimes_(分報)文化。コミュニケーション不足を解消し、雑談を生み出す強力な仕組みですが、チャンネルの乱立を放置するとその効果が薄れてしまいます。

今回ご紹介した5つのステップをおさらいします。

  1. 現状を見える化する——全チャンネルを棚卸しして状態を把握
  2. 明確なルールを策定する——アーカイブ基準をチームで合意
  3. 命名規則を統一する——探しやすいチャンネル設計
  4. 通知設定を最適化する——「見たいものだけ見る」環境づくり
  5. 定期的な健康診断を実施する——仕組みで回して再乱立を防ぐ

大切なのは、「整理すること」が目的ではないということ。times_チャンネルはチームの雑談と心理的安全性を支える大切な場所です。その価値を守りながら、誰もが使いやすいSlack環境を目指しましょう。

まずは今日、Slackのtimes_チャンネルの数を数えてみてください。そして、最後の投稿がいつか確認してみてください。その棚卸しが、チーム全体のコミュニケーション不足を解消する第一歩になるはずです。

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